よくある質問
今回は誰でも一度は聞いたことのある
シリコーン(シリコン)について
書いてみます。
「シリコーンはよくないんだよね?」
「今 ノンシリコンタイプのシャンプー使ってます。」
いつもシリコーンは悪者扱いされがちなのです。
しかしシリコーンの役割は洗髪中の軋み
などを緩和し指通りを良くするための
潤滑剤なのです。
ドライヤーの熱から髪も保護してくれます。
そもそもシリコーンとはいったい何?
って話なのですが・・・
(写真はお借りいたしました。)
シリコーン(ケイ素)
実は石です!!
シリコーンは無色透明で、液状、
ペースト状、ゴム状、固体状のものがあり、
耐久性や撥水性に優れています。
意外と知られていないのですが、
感触もベタつきが無く、
肌や髪への伸びもよいので、
メイク品や乳液、クリームなどの
化粧品などにも配合されている成分なのです。
そこで
「シリコーンは毛穴に詰まるのか?」
シリコーンは地肌に地肌に蓄積しにくくなっています。
車のワックスなどの高重合でない限り詰まりません。
実際にシャンプーなどに配合されるシリコーンは
1%にも満たないくらいの少ない配合らしいです。
ただリンスやトリートメントについては
配合量が10%を超えるもあるそうです。
そうなると少し弊害も出てきます。
シリコーンを配合する理由!
ベースに用いている界面活性剤の
洗浄力などが高すぎるため、
そのまま用いると髪に必要な
油分なども取り去ってしまい
摩擦などを生じる(物理的なダメージ)。
シャンプーメーカー各社は
その問題を解決するために
シリコーンを配合して摩擦緩和をしているのです。
髪のダメージが気になる方、
きしみを減らしたい方、
シャンプー中のギシギシしたのが嫌な方、
絡まるという方、
髪の収まりをよくしたい方、
ツヤ、軽さ、柔らかさがほしい方には
とても効果的な成分なんです。
デメリットとしては、コーティングするので
ダメージ根本を修復するものではないこと。
集中トリートメント(1ヶ月もつようなもの)
を連続でやったり、
数種類のシリコーンを重ねてつけたりすると
ベタつきの原因になることもあります。
ちなみに美容室で使われているもので洗浄成分が
アミノ酸系、両性イオン系など他にもありますが
髪に摩擦を生じさせない洗剤を使用しているため
シリコーンを配合する必要のないものもあります。
結論をいえば
シリコーンの有無で見るのではなく、
髪質やダメージ、洗浄剤の種類で
選ぶことが大事だと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
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